つりビット・釣り上げられたらもう夢中!“釣り×アイドル”ってどんな子たちなの?
11月1日に9枚目のシングル「1010~とと~」をリリースしたつりビット。彼女たちは“釣り×アイドル”をコンセプトに2013年、長谷川瑞、竹内夏紀、聞間彩、安藤咲桜、小西杏優の5人で結成されたアイドルユニットだ。デビューから4年を過ごした彼女たちに、新曲の聴きどころと共に、これまでの活動の思い出、アイドル活動と並行して打ち込むフィッシングライフについて思う存分語ってもらった。
■ 「1010~とと~」は一生懸命海の中で泳ぐお魚の姿と、私たち自身を重ね合わせた歌
――初めましての方のために、つりビットがどのようなグループなのか教えてもらえますか?
長谷川:はい! つりビットは“歌って踊って釣りをする”というコンセプトで結成されたアイドルユニットです。“ビット”というのは「小さな一片や最小単位」などの意味を持つ言葉で、それと“釣り”を掛け合わせたつりビットは、釣りを通して自然の事を学んだり、集中力を身に付けたり、小さな一片から大きく成長していこうというグループです。
――楽曲も海や釣り掛けたものが多いですね。今回リリースした「1010~とと~」も海や川、水の中を連想させる曲になっています。デモを聴いた時はどんな印象でしたか?
小西:イントロが水の音から始まるのがすごく印象的で、「ああ、こんなに素敵な歌を歌えるんだ」って嬉しくてたまりませんでした。5人で歌詞を読みながら、何度も聴き返して。
――今回の作詞作曲はCHI-MEYさん。つりビットとしては初めての方からの楽曲提供ですが、歌ってみてどうでしたか?
長谷川:ゆっくりめのメロディなんですけど、それがかえって難しくて、レコーディングはけっこう苦戦しました。今まではリズムに乗って元気よく、可愛らしくという曲が多かったんですけど、「1010~とと~」は心を込めて歌うという、表現のところがすごく大事で。でも、すごく新鮮な気持ちでした。
小西:毎日聴き込んで、みんな気合を入れてレコーディングしたのでたくさんの方に聴いてほしいです。
――タイトルの「1010~とと~」というのはどういった意味の言葉なんですか?
長谷川:10月10日が「釣りの日」というところから来てるんですけど、“とと”にはお魚という意味があって、そのお魚が一生懸命海の中で泳いでいる姿を、私たち自身と重ね合わせた歌になっているんです。「暗い海の中でも、この5人で一生懸命頑張っていこうね」という想いが込められています。
――非常に透明感のある綺麗な印象の曲でした。
聞間:ありがとうございます! 私たちだけでなく、頑張る人の背中を押してあげるような歌詞にもなっていて、本当に素敵な曲をいただいたと思ってます。
安藤:ととの日(10月10)には毎年新曲を配信していて、この曲もその日に先行配信させてもらいました。MVも公開されているのでそちらも見てもらいたいです。
――衣装のポイントを教えてもらえますか?
小西:これ、みんなの釣りたい魚を柄にしてるんですよ。
安藤:カラフルでワンピースみたいなんですけど、セーラー服みたいなデザインにもなっていてとっても可愛いんです。あとはスカートの中にふわふわが入っていて、クルっと回った時に可愛らしく広がるのもお気に入りです。
■ 赤坂BLITZのワンマンライブ大成功は大きな一歩
――今回はカップリングも2曲ありますね。
安藤:「’Cause you make me happy」は最近披露したばかりの曲なんですけど、振り付けがすごくキャッチーで、ライブでは早くも盛り上がりの曲になってます。手を振る振り付けのところではファンの皆さんと一緒になって、歌っていて一体感が楽しい曲です。
長谷川:あと、「’Cause you make me happy」は出会いへの感謝の気持ちを歌った曲なので、今まで活動して出会った方々、ファンの皆さんに感謝の気持ちを込めて歌っています。
竹内:もう1曲が「A Color Summer!!」という曲で、タオルを振り回す曲です。夏フェスはこの曲ですごく盛り上がりました。
安藤:アユちゃん(小西)がすごい煽ってたね。
聞間:ずっと煽ってた(笑)。
小西:そんなにだった? この曲、前奏がすごく長いんですよ。最初はお客さんもどうしたらいいか分からないかもって、だからタオル回せ回せ!って(笑)。今はタオルなしでもやってるんですけど、動くのってすごく楽しいので、ライブに遊びに来てほしいですね。
――この「1010~とと~」で9枚目のシングルになるんですよね。他に配信で4曲、アルバムを2枚。
小西:早いなあー!
聞間:デビューからもう4年も経つんだね。
長谷川:しみじみだよね。
安藤:ふと思うんですよ。そう言えば私たち、デビューした時すっごい若かったよなって。
長谷川:アユちゃんなんか小学生だったもんね。
小西:小6だった。まだちっちゃくて(笑)。
――長谷川さんが高1で、安藤さん、竹内さん、聞間さんは中学生でした。
小西:そうです。だから今でも若く見られるんですよ。もっと小さい子たちのグループかと思ってたって。
――この4年間を振り返って、思い出深かったことは何がありますか?
安藤:私はやっぱり今年の2月にやった、赤坂BLITZのワンマンライブですね。今までのライブの中で最大規模。つりビットにとって一大イベントになったライブで、それを経験して心境も大きく変わりました。頑張ってきたという過程だけでなく、終わってからも自信がついたというか。「私たち、こんなに大きな会場でライブができたんだ」っていう達成感が自信に繋がって。思い出すと、今でもその時の気持ちが込み上げてきます。
――1200人規模をソールドアウトなので、大きなステップですよね。今年は初の全国ツアーもありましたが、そちらの思い出はどうですか?
安藤:実は不安だった地域もけっこうあったんです。「ファンの方いるのかな? どれくらい来てくれるのかな?」って心配だったんです。でもたくさんの方が見に来てくれて、大阪も名古屋も大勢の方が集まってくれてとても嬉しかったです。
長谷川:「待ってたよ!」っていう声を全部の場所でかけてもらえて、泣きそうになりました。
――地元のファンが集まってくれたんですね。
聞間:地域ごとに盛り上がり方が違って、東京にはない新鮮さがありました。
小西:大阪が一番熱かった気がします。やっぱり大阪の人はノリが良くて、勢いがものすごかったです。
聞間:またすぐにツアーで回れるように頑張ります。
竹内:次はもっと盛り上げられるようにしたいし、もっともっとたくさんの会場を回れるようになりたいです。皆さん、待っててくださいね!
【“釣り×アイドル”のつりビット・釣り活動は遊びじゃない! エギ? ゼイゴ? 藁焼き? これって何の事?? へ続く。同記事は11月19日(日)夜7時配信予定】(ザテレビジョン)